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白線文庫

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山でのはなし

年に一度の那須山登山。
SHOZOさんのところの年中行事です。
白線文庫店主の夫がSHOZOにお勤めなので、
いつも一緒にいろんな行事に参加させてもらっています。

昨日は、朝から曇りと晴れのちょうど良い登山日和。
ロープウェイで茶臼岳に登り、ぐるっと廻って朝日岳へ
というコース。茶臼岳はなだらかで危険の少ない散歩程度の道。
ゆっくり歩いて今が見ごろの見事な紅葉を満喫しました。

問題は朝日岳。去年一度友人に連れられ登ったことは
あったんだけど、初心者には過酷な険しい道。
日頃の運動不足のせいもありゼェゼェいいつつなんとか登頂。
頂上のすぐ下の、切り立った崖のような場所で
コーヒーを淹れてお昼休憩にしよう。
さぁあと少し、というところでした。
通った道が良くなかったということもあるかもしれません。
手をかけた岩がごろっと動いてしまい、
左足の先に横から足を潰すようなかたちで落ちてきました。
大人の男の人でも持ち上がらないような大きめの岩。
近くにいた人たちがとっさに岩を支えてくれ
挟まれて動けなくなるようなことはなかったのですが、
左足は完全に麻痺して動かせないし、
もちろん歩くことなんて出来ない状態。
周りの人たちに抱えてもらい少し開けた場所に
移動したと思うんだけど、
その辺りのはっきりしたことは思い出せません。
意識はしっかりしていたのですが、申し訳ないやら情けないやら。
放心状態でした。霧が出てきて怪しくなる雲行き。
どうする?背負って降りるしかないだろう。
結局、何人かで交代に背負ってもらって下山することに。

病院での診察結果は、腓骨骨折。要手術。
くるぶしのところの骨が折れていたよう。
岩に当たって裂傷も少し。

山の上でこれだけのことが起こって、
骨折だけで済んだのは本当に幸運だったと思います。
もしあの時、と最悪の事態はいくらでも想像ができます。
背負って下ろしてもらうことになった時、通りかかった
山の知識のある親切な方にリュックで作る背負子の作り方を
教えていただいたことも幸いでした。
なにより嫌な顔ひとつせず背負って下山してくれた友人たち。
いくら感謝しても足りません。

山は厳しいところ。
いくら気をつけていてもなにが起こるかわかりません。

というわけで、お店はしばらくお休みです。
あしからず。
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by hakusenbunko | 2010-10-09 14:02 | 雑記
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