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白線文庫

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はじめもなければ終わりもない

今朝はなんだか、現実そっくりの夢を見た。うっすらとしか覚えていないのだけど、夢の中である本を手に入れた。ビートニクの、ポエトリーリーディングに関する本だったと思う。確か、表紙は青。お店を開けて、いつもの机に座って、さぁ、あの本を開いてみようと思ったら、手元にはなかった。夢だったのか。夢と現実がくっついてしまうことがある。あちらの世界とこちらの世界。本の世界も同じ。でもそれがまた、楽しい。

今日は嵐の前の静けさ、のようなそわそわする天気。風の吹き方が、気持ちをそわそわさせる。静かな一日になりそう。こんな日は不思議な世界の小説が読みたい。本棚を眺めて、すぐにぴったりな本を見つけた。ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『砂の本』。表紙にこう書いてある。「この本は『砂の本』というのです。砂と同じくこの本には、はじめもなければ終わりもないのです。」

読書室のご利用に、良い季節がやってきました。白線文庫で本を手に入れたら、読書室でゆっくり読書はいかがでしょう。
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by hakusenbunko | 2011-05-26 14:14 | ご紹介
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