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白線文庫

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新入荷のお知らせなど

新しい商品を入荷しましたので、ご紹介します。
トウヤマタケオ 楽譜 no.2 「LES DIX-NEUF ROSES」
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音楽家、トウヤマタケオさんのアルバム、
『Wartz in March』の2曲目、
「19本の薔薇/les dix-neuf roses」
画家のnakabanさんの手書きでの楽譜が凸版で印刷されています。

先日、SHOZO音楽室へ、ランテルナムジカとして
いらっしゃった、トウヤマさんとnakabanさん、
お二人の作品です。

監修は阿部海太郎さん、
デザインは、きりん果の中林麻衣子さん。
紙の質感といい、裏の活版といい、
本好きの方なら惹かれてしまうことと思います。
楽譜は美しいものが多いと思うのですが、
こちらも弾かない時はぜひ、
飾っておいていただきたい楽譜です。
深紅のロウ引き封筒もついています。
試聴もしていただけますので、
店頭にてお声かけください。

『Wartz in March』は全曲ピアノで構成されていて
他の曲もすごくすてきなのです。
なにかをしながら音楽をかけているということは
よくあると思うのですが、音楽だけを聴く時間って
もしかしたらあまりないのかもしれないですね。
(クラシック音楽を聴く方は別として)
なにもせずに、ただぼんやりとこのアルバムを
聴いているだけで、贅沢な時間が過ごせます。

ピアノは苦手なのですが、
久しぶりに弾いてみたくなりました。
私も、練習します。



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おまけでもうひとつお知らせです。

こちらのブログにてたまに更新していた雑記を
新しく別のブログに移しました。
すこし個人的な日記のようなものになっています。
雑記を楽しんでくださっていた方がもしいらっしゃったら、
そちらのほうを覗いていただければと思います。
お問い合わせの下の、
白線文庫 読書室のところにリンクの貼ってある、
「これはまた別のお話」
こちらが新しいブログです。
夫や猫のこと、読んだ本のことや考えたこと、
日々のごはんなど。
かなり自由に、気楽に書いております。
続くかどうかも、わかりません。

白線文庫のお知らせは引き続きこちらのブログにて
させていただきますので、こちらもよろしくお願いします。
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# by hakusenbunko | 2013-08-18 09:09 | ご紹介

お知らせ

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本日、7月28日(日)は17時半頃までの
営業とさせていただきます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。


二軒隣のSHOZO音楽室へ
ランテルナムジカの公演に行ってきます。
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# by hakusenbunko | 2013-07-28 09:00 | お知らせ

ぼくらが旅に出る理由

「物語は心の薬」という言葉からはじまって
ここのところなんとはなく考えていた。

おもしろい小説(物語)というのは、
興味深い展開や描写で読み手を引き込み
最後まで惹き付けて離さない。
それは磨けば身に付く技術的なこと。
もちろんセンスだって必要。
でも優れた小説にはそれだけでなく
他にも重要な要素がある。

それは、多かれ少なかれ読み手の誰もが抱えている
心の中の闇にさりげなく光をあてる力を持っている
ということではないかな。
つまり物語にたましいを吹き込むことに
成功しているということ。

だから心が揺さぶられるのだ。
今の自分にぴったりとくるすばらしい物語を
読み終わった時に感じるあのめまいのような、
自分と一緒に世界がふわっと揺れる感じ。
どきどきしてなんだか心許ない、
それなのに心地いい高揚感のあるような、
そんな感覚。
そう、それは「酔い」という言葉で表すのが
近いのかもしれない。

本物の物語の持つ光は優しくあたたかく
闇を照らし出しゆっくりと溶かしていく。
良質の芳醇なお酒の酔いのように。

きっと音楽も一緒なのだな。
旅に出ることもそう。
映画でも絵でも、景色でも。
一杯のコーヒーや
おにぎりひとつだってそうなのかも。
しかるべきときにしかるべき場所にあらば。

そしてぼくらは物語への旅に出る。



昨日読み終わった小説、
ジュンパ・ラヒリの「その名にちなんで」
民族のルーツから物理的にも精神的にも
遠く離れた異国の地で暮らし生きて死ぬ
ひとつの家族を主題に、はかなくも美しい線のような
それぞれの人生が幾重にも折り重なって響く物語。

読み終わって、あっ、やられた。と思ったのでした。
私の中のなにかが溶けていったみたい。
それがなにかはまだわからないけど
(あるいはずっとわからないままなのかもしれない)
溶けたなにかがもっと美しいものになって
自分の中で再結晶するものと信じたいのだ。



もうすぐ世界をぐるっと旅した友が帰ってくる。
ああ、うれしい。
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# by hakusenbunko | 2013-07-17 18:12 | 雑記

新入荷のお知らせ

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ちょこちょこと常に新しい本は入荷しているのですが、
久しぶりにどさっと仕入れました。
今回はわりに新しめの本が多いです。
せっせと棚に出していっています。
お店の模様替えも助っ人がいてくれたおかげで特急で完了。
本の並びもなんとなく変わってます。
あとは時間をかけて手直ししていきますが
前よりおもしろい並びになっていると思います。
急に暑くなったり、かと思うと涼しかったりしますが
ぜひお運びください。

さて。
仕入れた本に目を通しながら、
本って毒にも薬にもなるのだなぁ。
と、つくづく感じているところ。
本を読んだり選んだりしていて
最近急に感じるようになったことがあるのだ。
すごくいいことや真に迫ったことが書いてあるのだけど、
読みようによっては危ないのかもしれない。
特に、広い意味で自己啓発と括られるような分野の本。
まるごと鵜呑みにしたり解釈を間違えて行動したら、
それってただの迷惑な人かも。
あるいは知らず知らずのうちに自分や大切な人を
ないがしろにしてしまうことがあるんじゃなかろうか。
なんて。

マーマーマガジンの最新号(白線文庫でも発売中!
今回、とってもおもしろいです。自然農の特集。
例えば、映画「奇跡のリンゴ」を見て、農業のこと
今までそんなに興味なかったけどおもしろかった〜。
という人、もう少しだけ詳しく自然農のことを
知ってみるとより深く楽しめると思います!)
の中でアセンションについての座談会が載っていて
その中で「秘儀がオープンになってる」という話が
あったのだけど、もしかするとそのこととも
関連しているのかもと思ったり。
(しているかもしれないししていないかもしれない。)

ここからは私の仮説。
秘儀がオープンになってきていることで
本の中でもそれらが今までよりも直接的に
語られることが増えてきているのだけど、
秘儀というだけあって
取り扱いに注意が必要なものなんかもある。
その辺りを上手に説明できているものと、
これは危うい、誤解しかねないかも。
というものと。
薬にするか毒にするかは自分次第、というか。
そんな気がする。

とはいえ、毒にあたって強くなる
ということもあるのよね。
だからそんなに心配しなくても大丈夫か、うん。
なんて勝手に納得してみたりして。
(そもそも何に対して心配しているのかも
よくわからなかったりする。)


こんなことを考えていたからか
おおらかなやさしさみたいなものに
ものすごくひかれているみたい。
気がつくと手元に河合隼雄さんの本が
集まってきている。

大好きです、河合隼雄さん。
河合隼雄さんの本を読んでると
やっぱ愛だよ、愛。なんて、
古くさいキャッチコピーみたいな言葉が
臆面もなく浮かんできてしまう。
大きな大きな愛が本の中からもじわじわ
にじみ出ている、そんな感じ。
ありがたい気持ちになるのだ。
お会いしたこともないのに
あのぽかぽかのやさしい笑顔を
向けられているような。

臨床心理学、人の心を科学的に分析するという
仕事を生業にしながら科学では認められにくい
魂というものの大切さ(いわゆる秘儀の範疇、よね)
を語り続けてきた人。

昨日、ちょうどここまで書いたところで
友人がふらりと立ち寄ってくれ
なんとなく話をしている中で
河合隼雄さんの名前が出てきて
いいよね、隼雄さん、と盛り上がったところで
探してる本があるんだって教えてくれたものが
なんと手元にあったのだ。
仕入れ立てほやほや。
それは河合隼雄さんがケルト文化を求め
アイルランドを巡った時の紀行文で、
ケルトの笛にはまっていた私が(歯科矯正中にて
あまりにも吹きづらく練習休止中)
読みたいなと思って取り置いていた本。
小さな偶然だけど、こういうのはうれしい。
(しかもなんの因果かその友人のお父さんも
最近なにかの縦笛を始めたらしい、という
なぜか笑ってしまうような偶然もありつつ。)
もちろんその本はお譲りしましたとも。

お客さんがお店で本を手に入れてくれる時って
多かれ少なかれ何かの偶然が重なって
白線文庫で本を手に入れてくれるわけで。
その本がどんなふうにその人の糧に
なってくれるかなんて知る由もないのだけど。
何かが変わる時っておおかたの場合
意図しない偶然の力が作用している。
ここが物語の交錯する場になれれば、と
改めて思った次第。

どうすればいい場所が作れるのだろう、と
そんなことをいつも考えている。

行き着く先はいつも同じで
結局はよく生きるしかないのだと、
それ自体の答えが私からは果てしなく遠いところに
辿り着いてしまうのだけど。

とにかくまいにち気持ちよく働くこと。
そのためにはまずは自分を整えることだ。
衣・食・住を大切に、家族とともに楽しむのだ。
まだまだだなぁ、と思わされることばかりで
不甲斐なくもなるけれど。
でも、まだまだと思えてるほうがいいな
ということにも最近気がついた。
まだまだであたりまえ。
私の器量じゃまだそんなもの。

わかってはいても
どうしても疲れてしまったら
全部忘れて本に没入すればいい。
疲れが心地よいものに変わるまで
毎晩少しずつゆっくりと本を読む。
そういう時に読む本は物語の本だ。
物語は心の薬だって
河合隼雄先生も言ってることだしね。

今日もとっても暑いです。
頭が働かなくなってきたのでこの辺で。

他にも、ポール・オースター、ジョン・アーヴィング
吉田篤弘などもまとまって入っています。
選りすぐりのいい本揃えてお待ちしています。
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# by hakusenbunko | 2013-07-09 15:54 | お知らせ

お知らせがふたつ

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休業日とイベントのお知らせです。

6月26日(水)は休業とさせていただきます。
よろしくお願いします。

またも少しお店の模様替えを。
これから暑くなってくるので西日のきつい
道路側の部屋に置く本をうんと減らして
一段あがったほうの部屋に本を集めます。
もう模様替えというか衣替えというか。
季節に合わせてちょこちょこ変えつつ
営業いたしております。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。

さて、イベントのお知らせです。
今年も6月30日(日)に
Nasuガレージセールめぐり2013
参加企画ということで、
SHOZO周りでガレージセールを行ないます。

白線文庫も普段は出していない本を
ガレージセール価格にて販売いたします。
今回は雑誌やムック本が中心です。
お料理、アウトドア、ライフスタイル系、
音楽関係の雑誌、あとはオリーブなんかも。
色々まとめて出してみますので、
ぜひのぞきにいらしてください。


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写真は本文とは関係ないのですが、
お知らせだけだと味気ないかと
最近うちの二匹の猫の写真などを載せてみてまして、
ご好評いただいております。
猫と古本屋は相性抜群なのですが、
道路が近く危ないため、お店に猫は
出入り禁止となっております。
たまーに鳴き声だけ聞こえてきます。

有元葉子さんの干し野菜のレシピ本で、
大根の葉を干すことが載っていたので
やってみました。シャキシャキ感が
増した気がします。
ひなたに干すことで栄養も増えるんですって。
写真は葉っぱ好きのトッちゃんが
食べ放題ー!なところ。
青っぽい匂いがお好きなよう。
猫もいろいろです。

この有元さんの料理本なども
ガレージセールに出す予定です。
少しだけ線引きがあったりなかったり
しますが、お手頃価格にて。
お待ちしています!
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# by hakusenbunko | 2013-06-23 14:35 | お知らせ

PERMANENT!

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つくる、たべる、かんがえる|PERMANENT

たべること。
それは、
料理をつくる楽しみ。
食卓を囲む楽しみ。
そして、たべもののことを
考えること。
ふつうの暮らしの中に
たくさんのヒントがあると
わたしたちは考えています。
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ひさしぶりに新しい小冊子のご紹介を。
PERMANENTという、福岡から発行されている
「食べること」の季刊誌です。

murmur magazineに続く、
私が読みたいのに近くでは取り扱っているお店がない。
ではお店で取り扱ってしまおう、第2弾です。

こちらの冊子、はじめはネットで見つけて気になって
ネット注文もできるけど手に取って確かめたいなと思い、
山形の山寺に行った帰りに仙台まで足を伸ばして買ってきました。
期せず地元の古本屋さんでよい仕入れもできたり、
知り合いのカレー屋さん(が、偶然すぐ近くにあった!)
で野菜たっぷりのとってもおいしいカレーを食べたり。
本を求めての寄り道、満喫!

さて、PERMANENTを手に取ってみて。
写真がとてもきれい。
そして読んでみてうれしくなりました。

食について、ちょっと関心を持つと
いろんな情報が氾濫しているわけですが、
食事とは本来なんでもない普段のごはんが
おいしくてたのしいものであったはず。
なのに、食というとまずは安心安全を問わないと
いけなくなっているという今の状況。
二年前に福島の原発の事故が起きたときは
私もほんっとに情けないくらい右往左往しました。
原発だけじゃなく、農薬だったり添加物だったり、
おいしいかおいしくないかよりもまずは
「安心安全を問う」という行為があたりまえになっている
そんな世の中の現状自体がよく考えてみると
とても不自然でおそろしいことのように思えます。

私の思うあたりまえの食事とはおいしくて楽しいもの。
料理とは、食材作りとはていねいで、愛情にあふれたもの。
決して新しいだの流行だのとあおって並ばされて食べるものや
機械化され管理されてたくさん売ることを第一に
作られたものではない。

PERMANENTでは食卓であったり、加工所や茶園など
あたりまえのもの、ふつうのものが紹介されています。
こういう冊子に出合うととてもうれしくなります。
世の中のあたりまえが少しずつでも変わっていきますように。

食と言えば、murmur magazineも!
現在発売中の18号は食の特集号です。
murmur magazineにはいつも
深い知恵や知識が詰まっています。
7月発売の次号は農特集だそう。
ここでは農はとっても身近。
興味のある人は多いはず!お楽しみに。

食を楽しむと言えば、木村衣有子さんの
小冊子、「のんべえ春秋」も置いています。
こちらは名前の通り、お酒を愛する人の本。
私はお酒があんまり得意でないのですが、
飲める人が時々うらやましくなるくらい、
のんべえたちには独特の楽しげな世界がある気がします。

白線文庫では少しずつリトルプレスが充実してきました。
どれもおすすめしたいものばかり。
ぜひお手に取ってご覧下さい。

食に関して知識が増えると
おそろしいことにばかりに目がいって、
これはよくてあれはだめ!とかたくなになりがちですが、
それで料理や食事が楽しくなくなると本末転倒。
まずは楽しむことを一番に、です。
今日はイベントのための試食会。
友人の作ったごはんをみんなで試食します。
わーい、楽しみ!
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# by hakusenbunko | 2013-06-15 18:45 | ご紹介